あんしんの蔵

世界遺産総本山仁和寺様(京都)

従業員向けの備えとして、
防災倉庫「あんしんの蔵」を
ご採用いただきました

このたび仁和寺様では、防災倉庫「あんしんの蔵」に防災リュック30個を備える形で、従業員向けの防災備蓄を整備されました。

仁和寺様は、京都市からの要請に基づき、帰宅困難者一時避難場所の提供にも協力されています。そうした中で、地域対応とは別に、日々業務にあたる従業員の方々に対する備えについても整えておく必要があるとの考えから、今回の導入に至りました。

今回は、従業員向け備えとしての位置づけや、実際に整備された際のご評価についてご紹介します。

京都市への協力とは別に、従業員向けの備えを整備

仁和寺様では、京都市からの要請に基づき、帰宅困難者一時避難場所の提供に協力されています。

一方で、そうした地域対応とは別に、災害時にまず業務にあたる従業員の方々に対して、どのような備えを持っておくかも大切なテーマでした。

今回の整備は、地域全体に向けた取り組みというよりも、まずは従業員向けの備えを形にすることを目的としたものです。

あんしんの蔵は、管理しやすく、必要時に動きやすい備えでした

今回ご評価いただいたポイントのひとつが、必要なものをまとめて管理できること、そして必要な時にすぐ取り出しやすいことでした。

個別に備蓄品を分散して保管するのではなく、防災倉庫の中に必要なものをまとめておくことで、日常の管理がしやすくなります。

また、リュック形式で備えることで、必要時に配布しやすく、持ち出しやすい点も、実務面で扱いやすい備え方としてご評価いただきました。

従業員向けの備えが、ひとつ形になりました

災害時には、まず従業員の方々が安全に動ける状態にあることが大切です。
今回、防災倉庫と防災リュックを整備されたことで、従業員向けの備えがひとつ形になりました。

そのことは、日々の業務の中での安心材料のひとつになり、今後の見直しや追加検討を考えるうえでも、土台になる取り組みになったと伺っています。

児嶋防災では、従業員向けの備えとしての整備もご提案しています

防災対策というと、どうしても大きなテーマとして捉えられがちですが、まずはその場で働く人を守る備えから考えることも大切です。

今回の仁和寺様の事例は、そうした観点から、従業員向けの備えを形にされた事例のひとつです。

児嶋防災では、施設の特性や人数、保管場所に応じて、防災倉庫「あんしんの蔵」と防災リュックの組み合わせをご提案しています。

導入内容

  • 防災倉庫「あんしんの蔵」
  • 防災リュック30個
  • 20人用倉庫に一元収納
  • 従業員向け備蓄として整備

まとめ

今回の仁和寺様の導入は、京都市への協力体制とは別に、従業員向けの備えを整えた事例です。

災害時に、まずその場で業務にあたる人を守る。
そのための備えを、管理しやすく、動きやすい形で整えた取り組みとして、立生としても大変参考になる事例となりました。

仁和寺様 インタビュー

従業員向けの備えとして、
防災倉庫「あんしんの蔵」を整備

Q1. 今回、防災備蓄を整備することになったきっかけを教えてください。
仁和寺では、京都市からの要請に基づき、帰宅困難者一時避難場所の提供に協力しております。
その一方で、従業員に対する安全対策についても、あらためて備えを整えておく必要があると考え、今回の整備に至りました。
Q2. 今回の整備は、どのような位置づけと考えておられますか。
今回は、あくまで従業員向けの備えとして整備したものです。
一般向けに広く何かをお知らせするというよりも、まずは日々業務にあたる従業員が、災害時にも落ち着いて対応できるようにしておくことを目的としています。
Q3. あんしんの蔵のどのような点がよいと感じられましたか。
必要なものをまとめて管理できる点が分かりやすかったです。
また、リュック形式で備えることで、必要な時に配りやすく、持ち出しやすい点も実用的だと感じました。日常の管理と、いざという時の対応の両方を考えやすい形だったと思います。
Q4. 今回整備してみて、どのように感じておられますか。
従業員向けの備えがひとつ形になったことで、安心材料のひとつになったと感じています。
災害時には、まず従業員が安全に動ける状態にあることが大切ですので、その点で今回の整備には意味があったと思っています。
Q5. 今回の備え方について、実務面ではどのように感じられましたか。
必要なものをひとまとめにしておけるので、管理がしやすいと感じました。
また、保管して終わりではなく、必要時にすぐ取り出して使える形になっている点もよかったと思います。実務の中で扱いやすい備え方だと感じています。
Q6. 最後に一言お願いします。
災害への備えは、規模の大小にかかわらず、それぞれの立場で考えておくことが大切だと思います。
今回の整備も、まずは従業員向けの備えとして形にしたものですが、日々業務にあたる者の安全を考えるうえで、ひとつの意味のある取り組みになったと感じています。

「いざという時に取り出せない備えは、備えていないのと同じ。」—だから“倉庫”にしました。

10年前に買った防災リュックが、どこにあるか分からない状態になっていました。
取引先からCSR・BCP対応を問われる中、「防災備蓄倉庫を設置した」は大きな説明材料になりました。
“あそこに行けばある”——場所が固定され、管理できることが導入の決め手でした。
出野社長

会社情報

企業名 丸福産業株式会社
従業員数 社員・パート含め約20名(京都拠点:9名)
導入背景 備蓄の所在不明/CSR・BCP対応の必要性

導入前の課題(Before)

「買ったはずの防災リュックが、結局どこにあるか分からない」

10年ほど前に防災リュックを購入したものの、いざという時にパッと取り出せない状態になっていたそうです。

管理担当者を決めていたはずでも、忙しさの中で優先順位が下がり、「もう使わへんから」と奥へ追いやられてしまう——。

“備えたつもり”が、実際は機能していなかったことが最大の課題でした。

導入の決め手(Why)

決め手1|“場所が明確”=いざという時の行動が迷わない

リュックは動かせる分、所在が不明になりがち。

一方で倉庫は、「あそこに行く」が明確になり、必要なものがある場所が固定されるのが大きな違いでした。

決め手2|水・食料・トイレまで入っている「中身の違い」

以前のリュックは軍手・アルミシート等はあったものの、水や保存食が入っていなかった。

今回は水・保存食・トイレなどが入り、“何かが届くまでの安心感が全然違う”と評価されています。

決め手3|社員に説明しやすい(=運用される)

「すぐ取り出せる」「期限管理ができる」「社員に説明しやすい」

この3点が揃っていることが、
導入の後押しになりました。

導入後の変化(After)

1)対外的な信頼(CSR・BCP対応)を“具体例”で示せるように

取引先からCSR(企業の社会的責任)やBCPを求められる中、「防災備蓄倉庫を作りました」はアンケート項目を埋める上でも大きな要素。専門的な質問が増える中小企業にとって、
「やっています」と言える具体策になったと語られています。

2)社員にとって「会社が守る意思」が伝わる

社長が不在の時でも、「あそこに鍵があって、あそこから出せばいい」
という簡単なルールと存在を共有できれば、現場対応が進みます。

倉庫が「象徴」となり、社員に対しても“会社はそこまで考えてくれている”というメッセージになる、という話が印象的です。

「倉庫という形できちんと管理ができる、
場所が特定されていて動かない。
アンカーを打って固定されている
—これは管理上の大きなメリットです。」

「これだけは備えておいた方がいいのは、やっぱり“水と食べ物”。十分な量じゃなくても、少しでもあれば安心感につながります。」
出野社長
大企業のように専任担当を置けない
10〜20人規模の中小企業ほど、
「組織的にきっちり管理」が難しい。
だからこそ——
“ドンと置いてしまえばそれで済む”
形が有効。

最初の一歩として最適、
というメッセージです。